平成28年 6月 定例会 平成28年6月10日1.
出席議員 議 長 山 本 茂 雄 8 番 樺 島 永二郎 副議長 飯 守 康 洋 9 番 香 月 正 則 1 番 野 口 義 光 10 番 中 島 國 孝 3 番 野 北 悟 11 番 田 渕 厚 4 番 服 部 奈津美 12 番 角 田 一 彦 5 番 國 信 好 永 13 番 古 賀 公 彦 6 番 田 中 英 行 14 番 平 間 智 治 7 番 中 島 慶 子 15 番 牛 島 和 廣2.
欠席議員 な し3.本会議に出席した
事務局職員 事 務 局 長 南 里 靖 宏 次長兼
庶務係長 田 崎 義 隆 書 記 志 佐 秀 和4.
地方自治法第121条により出席した者 市長 横 尾 俊 彦 副市長 渕 上 哲 也 教育長 田 原 優 子
会計管理者(兼)
会計課長 吉 田 弥 生
総合政策課長 石 井 淳 二
総務課長 荒 瀬 弘 之
情報課長 田 中 穂 積
防災安全課長 舩 津 公 雄
財政課長 古 賀 三 也
税務課長 江 打 邦 彦
市民生活課長 駄 原 博 美
福祉課長 鳥 井 武
健康増進課長 川 田 祥 生 人権・
同和対策課長 前 田 英 文
農林課長 田 代 信 一
商工観光課長 上 瀧 幾 久 生
建設課長 松 瀬 浩
都市計画課長 河 野 忠 敏
市立病院事務長 川 浪 正 則
水道課長 山 田 邦 彦
監査委員事務局長 齊 藤 智 子
教育総務課長 陣 内 紀 朗
学校教育課長 南 里 豊 生涯
学習課長 松 尾 智
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議 事 日 程 6月10日(金)10時開議 開会 日程第1 会期及び
議事日程の決定 日程第2
会議録署名議員の指名 日程第3 諸報告 議長の諸報告 日程第4 議案の
一括上程 議案甲第22
号~議案甲第27号 議案乙第21
号~議案乙第25号 報告第1
号~報告第9号 日程第5
提案理由の説明 日程第6 議案甲第25号及び議案甲第26号に対する質疑 議案甲第25号 旧
北部小学校跡施設利活用建築改修工事の
請負契約締結に ついて 議案甲第26号 旧
北部小学校跡施設利活用設備改修工事の
請負契約締結に ついて 日程第7 議案甲第25号及び議案甲第26号の
委員会付託 日程第8 討論・採決 日程第9
意見書案の上程 日程第10
提案理由の説明 日程第11 閉会中
継続審査事件の
委員長報告 わが
まち創生特別委員長の報告
議会改革特別委員長の報告
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議 案 付 託 表
委員会付託を省略する議案┌────────────────────────────────┬────┐│
議案番号 │ 件 数 │├────────────────────────────────┼────
┤│ 議案甲第25号及び議案甲第26号 │ 2 │└────────────────────────────────┴────┘ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 午前10時 開会
○議長(
山本茂雄君) おはようございます。開議に先立ちまして、さきの
熊本地震で犠牲になられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災されました方々に心よりお見舞いを申し上げます。被災地の一日も早い復興を願い、黙祷をささげたいと思いますので、御起立をお願いいたします。黙祷。 〔黙 祷〕
○議長(
山本茂雄君) お直りください。御着席をお願いいたします。 議員の皆さんにお知らせいたします。本日は市長の要請による
情報交換会を
議会終了後に開催いたします。 これより平成28年6月
多久市議会定例会を開会いたします。 ただいま
出席議員数は定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
△日程第1 会期及び
議事日程の決定
○議長(
山本茂雄君) 日程第1.
会期決定の件を議題といたします。 お諮りいたします。
今期定例会における
会期日程については、
議会運営委員会において御協議いただきましたとおり、本日より28日までの19日間としたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 御異議なしと認めます。よって、
今期定例会の会期は19日間と決定いたしました。 会期中の
議事日程につきましては、お手元に配付しております日程表のとおりでありますので、御了承願います。
△日程第2
会議録署名議員の指名
○議長(
山本茂雄君) 日程第2.
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第88条の規定により、11番
議員田渕厚君、12番
議員角田一彦君を指名いたします。
△日程第3 諸報告
○議長(
山本茂雄君) 日程第3.諸報告を行います。 去る4月27日、長崎市で開催されました第91回
九州市議会議長会定期総会について報告いたします。
熊本地震により、急遽、開催市を熊本市から長崎市への変更による開催となりましたが、総会には102市の議長が出席し、開催されました。 会議に入り、
新任議長の報告の後、平成27年度の
事務報告及び
決算報告があり、原案どおり承認されました。引き続き
役員改選が行われ、新会長に
大分市議会、
永松議長、新副会長に
長崎市議会、毎熊議長が選任されました。 続いて、平成28年度の予算及び各
支部提出議案22件の審議が行われ、佐賀県支部の提案として、
子育て支援に係る医療費の
助成制度の創設について、
特別支援教育の推進に係る
財政支援について、
幹線道路網の
整備促進についての3件を提案し、
慎重審議の結果、いずれも原案どおり可決されました。
支部提出議案の中から、日米地位協定の抜本的な改定について、
農林水産業の
振興対策について、九州における
高速交通網の
整備促進について、
地域医療の
充実強化並びに
自治体病院の
医師確保の対策及び
財政支援措置について、以上4件を、また平成28年
熊本地震に関する
緊急要請案を採択し、
全国市議会議長会に提出することが決定いたしました。他の議案については、
九州議長会の
要請事項として、
関係省庁並びに各県選出の衆参両議員に実行運動することになりました。 次に、5月13日、東京で開催されました
全国自治体病院経営都市議会協議会第44回
定期総会についての報告をいたします。 総会は182市の組合の議長が出席し、来賓として
細田博之自治体病院議員連盟会長が出席され、開催されました。 会長の
浅川奈良市議会議長の挨拶の後、
総務省大臣官房審議官(
公営企業担当)の亀水晋氏から
公立病院改革の推進についての講演がありました。 その後、
新規加入の市の紹介、
事務報告、
議案審議に入り、平成27年度決算外2議案が提案され、いずれも原案どおり承認可決されました。 また、
自治体病院の深刻な現状を踏まえて、
地域医療の中核を担う
自治体病院の経営安定のため、特に
小児科医療、
救急医療、
精神科医療、
僻地医療、
高度医療、周産
期医療等に対して、
財政措置の
拡充強化を図るなど10項目にわたる決議案を満場一致で採択し、国に要望することになりました。 次に、5月31日に
東京国際フォーラムで開催されました第92回
全国市議会議長会定期総会について報告いたします。 総会は813市区のうち775市区の議長が出席し、来賓として安倍
内閣総理大臣外出席され、開催されました。 総会の主な内容を申し上げますと、
会長挨拶、
来賓祝辞、表彰式が行われ、永年
勤続表彰として1,604名の方が受賞されました。 引き続き、
一般事務及び
会計報告が行われた後、
地方行政委員会外5委員会と、国と地方の協議の場等に関する
特別委員会の
会務報告が行われました。 その後、
議案審議に入り、
部会提出議案として
東日本大震災からの
早期復旧・復興について外24件、また
会長提出議案として、
地方創生の推進に関する決議案外3件が提案され、審議の結果、いずれも原案どおり可決されました。 以上で諸報告を終わります。 なお、
関係資料につきましては
議会事務局にありますので、ごらんいただきたいと思います。
△日程第4 議案の
一括上程
○議長(
山本茂雄君) 日程第4.議案の
一括上程を行います。 議案甲第22号から議案甲第27号まで、議案乙第21号から議案乙第25号まで及び報告第1号から報告第9号までの20件を
一括上程いたします。
△日程第5
提案理由の説明
○議長(
山本茂雄君) 日程第5.
提案理由の説明を行います。 提案者の
提案理由の説明を求めます。市長。
◎市長(
横尾俊彦君) (登壇) おはようございます。先ほど議会の皆様と一緒に
熊本地震に関する黙祷を捧げたところでございますが、多久市としても現地のほうに支援をしているところでございます。
リレー方式でやっておりますが、今後とも御理解、御支援をよろしくお願いしたいと思います。今週開かれた
全国市長会議でも
内閣総理大臣、
安倍総理から力を入れて支援をするという言葉もありました。自治体も同時に協力をしてまいりたいと思っております。 さて、本日提案いたしました議案に関する
提案理由説明を行わせていただきます。 まず最初に、議案甲第22号
専決処分の承認について(多久市
税条例等の一部を改正する条例)であります。 この議案は、平成28年
地方税法等の一部を改正する等の法律の施行に伴い、多久市
税条例等の一部を改正する条例を平成28年3月31日付で
専決処分しましたので、その概要について報告し、承認を求めるものであります。 今回の改正につきましては、平成28年4月1日に施行される
法改正部分について改正しております。 主な改正点といたしましては、1点目に、
行政不服審査法の改正に伴い、「
不服申立て」の文言を「
審査請求」に変更しています。 2点目に、
固定資産税に係る特例の見直しです。
新築住宅に係る
固定資産税の税額の
減額措置が2年間延長され、
当該減額の適用を受けようとする者が行う申告に必要となる
提出書類の一部を見直しております。 併せて、
地域決定型地方税制特例措置、通称(わが
まち特例)が大幅に見直されたことから、将来的に該当する可能性を有する
特例項目について本年度より
条例整備を行い、対応を図ることとしています。 いずれの
特例項目につきましても、
地方税法で示された標準的な軽減率を採用しております。 3点目は、
たばこ税に関する
経過措置に係る改正であります。平成27年12月議会で議決いただいた多久市税条例の一部を改正する条例の
たばこ税に関する
経過措置に関して、
納付期限内に納付する税金に係る延滞金に関する規定の見直しに伴い、読み替え部分の規定等を改正しています。 最後に、附則第3条の「多久市
固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例の一部改正」であります。
当該条例に関しましても、
改正行政不服審査法の
施行日直前で
固定資産税課税台帳の公示に伴う
固定資産評価審査委員会の取り扱いに係る所要の規定の整備が通知されましたので、今回の改正に併せて改正を行っているところであります。 次に、議案甲第23号
専決処分の承認について(多久市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例)であります。 この議案につきましては、平成28年
地方税法等の一部を改正する等の法律の施行に伴い、多久市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例を平成28年3月31日付で
専決処分いたしましたので、その概要について報告し、承認を求めるものであります。
改正内容としましては、
国民健康保険税の
賦課限度額の見直しと低所得者に係る
保険税軽減の拡充であり、一昨年及び昨年と同様の改正を行ったものであります。
国民健康保険税の
賦課限度額につきましては、
基礎課税額を現行の520千円から540千円に、
後期高齢者支援金等課税額を現行の170千円から190千円に、それぞれ引き上げるものです。
介護納付金課税額につきましては160千円の
据え置きとなっております。 次に、
保険税軽減制度の拡充であります。
軽減判定の所得につきまして、7割軽減の基準は現行のまま
据え置きとなりますが、5割軽減の基準額は、現行の
基礎控除額330千円と被
保険者数に260千円を乗じた額の合計額を、改正後は
基礎控除額330千円と被
保険者数に265千円を乗じた額の合計額とし、また、2割軽減の基準額は、現行の
基礎控除額330千円と被
保険者数に470千円を乗じた額の合計額を、改正後は
基礎控除額330千円と被
保険者数に480千円を乗じた額の合計額とするものであり、
所得対象範囲が広がるため、新たに軽減となる世帯がふえることとなります。 次に、議案甲第24号
多久市議会議員及び
多久市長の選挙における
選挙運動の
公費負担に関する条例の一部を改正する条例であります。 今回の改正は、平成28年4月8日公布、施行されました
公職選挙法施行令の一部改正に伴い、
多久市議会議員及び
多久市長の選挙における
選挙運動に関し、
選挙運動用自動車の使用及び
選挙運動用ビラの作成並びに
選挙運動用ポスターの作成の公営に要する経費に係る限度額の引き上げを行うものであります。
選挙運動用自動車の使用において
自動車借入れ契約の場合は、1日
当たり現行の15,300円を15,800円に改正し、自動車の
燃料供給契約の場合は、1日
当たり現行の7,350円を7,560円に改正するものです。 また、
選挙運動用ビラの
作成契約の場合は、1枚当たりの単価について、現行の7円30銭を7円51銭に改正するものです。 さらに
選挙運動用ポスター作成契約の場合は、1枚当たりの単価については、現行の510円48銭を525円6銭に改正し、
定額部分については、現行の301,875円を310,500円に改正するものでございます。 次に、本日配付いたしました議案その2の議案甲第25号から27号について説明をいたします。 まず、議案甲第25号 旧
北部小学校跡施設利活用建築改修工事の
請負契約締結について。 次に、議案甲第26号 旧
北部小学校跡施設利活用設備改修工事の
請負契約締結について。 この両案25号、26号につきましては、関連しておりますので、一括して
提案説明をいたします。 本議案につきましては、平成29年4月に開設を予定しております、仮称でありますが、子ども・
子育てセンターの設置のため、旧
北部小学校跡施設利活用建築改修工事及び旧
北部小学校跡施設利活用設備改修工事の
請負契約について、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき市議会の議決を求めるものであります。 議案甲第25号の旧
北部小学校跡施設利活用建築改修工事の
契約金額は199,800千円で、相手方は、多久市北多久町
大字小侍688-8、
西部建設株式会社佐賀支店、
執行役員支店長、
陣内良豪であります。
工事概要は、
校舎南棟3,093平方メートルの
外壁改修、
防水改修、
内装改修、
内部家具・
建具改修を行うものであります。 また、議案甲第26号の旧
北部小学校跡施設利活用設備改修工事の
契約金額は136,598,400円で、相手方は、佐賀市兵庫北五丁目16番11号、
株式会社有明電設、
代表取締役、
江口和味であります。
工事概要は、
校舎南棟の
電気設備及び給排水・
空調設備の改修を行うものであります。 なお、工期はどちらも平成29年1月31日まででございます。 次に、議案甲第27号 財産の
無償貸付について。 本議案につきましては、「旧
ゆうらく施設」の
土地建物及び措置に附属する構築物を無償で貸し付けるにあたり、
地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき、市議会の議決を求めるものであります。 多久市では、少子・高齢化が進む中、
人口減少対策、雇用の創出、定住、
市内経済の活性化、
交流人口の
増加対策など
政策課題の解決を図るために「旧
ゆうらく施設」を市が改修し、運営については
民間活力の導入により、再開する方針を決定しました。 ことし2月から公募を開始し、4月28日までに
事業提案書が3社より提出されました。5月17日に3社によるプレゼンテーションを行い、
優先交渉権者を選定し、仮契約についての
詳細協議を重ねてきた結果、長崎県長崎市住吉町15番17号、
株式会社長崎環境美化、
代表取締役、
奥野良功と仮契約を締結しました。 次に、議案乙第21号
専決処分の承認について(平成27年度多久市
一般会計補正予算(第6号))。 また、議案乙第22号
専決処分の承認について(平成27年度多久市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号))。 この両議案につきましては関連しておりますので、一括して説明申し上げます。
地方自治法第179条第1項の規定により、平成27年度多久市
一般会計補正予算(第6号)及び平成27年度多久市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について
専決処分しましたので、その概要について御報告申し上げ承認をお願いするものであります。 まず、
一般会計でございますが、今回の
補正予算は、
地方譲与税、
地方交付税、市債などの確定に伴う補正及び
基金積立てを行ったことが主な内容です。 歳入のうち増額の主なものは、
自動車重量譲与税、
株式等譲渡所得割交付金、
自動車取得税交付金、
特別交付税などであります。 減額の主なものは、
地方創生加速化交付金事業にかかる
国庫支出金、市債などであります。 また、歳出におきましては、
国庫支出金及び市債の増減に伴う財源組替、また、歳入で増額となった財源を
財政調整基金及び
減債基金に積立てております。 以上により、
歳入歳出予算の総額は、既定の額に139,067千円を増額し、11,069,390千円となります。 次に、
後期高齢者医療特別会計ですが、歳入において
後期高齢者医療保険料を増額し、これに伴う歳出の
後期高齢者医療広域連合納付金の増額を計上しております。
歳入歳出予算の総額は、既定の額に552千円を増額し、239,214千円となります。 次に、議案乙第23号
専決処分の承認について(平成28年度多久市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号))。 このことにつきましては、平成27年度決算において
財源不足が生じましたので、
地方自治法施行令第166条の2の規定に従い、
不足財源として同会計の平成28年度
歳入予算を繰り上げ充用するため、平成28年度の
補正予算第1号として平成28年5月23日付で
専決処分をしましたので、その概要について御報告申し上げ、承認を求めるものであります。 平成27年度決算は、増え続ける
医療費等の影響で235,963千円の
赤字見込みとなっていますが、
地方自治法施行令第166条2の規定では、歳入が歳出に不足するときは、翌年度の歳入を繰り上げてこれを充てることができ、必要な額を翌年度に
歳入歳出予算に編入しなければならないとされています。 そのため平成27年度の赤字分235,963千円を前年度
繰上充用金として平成28年度予算に追加しております。 歳入では、財源として
国民健康保険税61,187千円、
国庫支出金102,316千円、
県支出金22,460千円を補正し、歳出では、予備費50,000千円を取り崩し、補正後の歳入・
歳出予算はともに3,599,057千円といたしております。 次に、議案乙第24号 平成28年度多久市
一般会計補正予算(第1号)。
一般会計の
補正予算につきまして御説明申し上げます。補正額は
歳入歳出それぞれ32,308千円の増額となっています。 これにより平成28年度の
歳入歳出予算の総額は13,052,308千円となります。 それでは、歳出の主な事業について申し上げます。 まず、総務費では、新日本歩く道紀行100選に選ばれた「龍孫の郷
肥前多久・
聖学華開き文教の風薫る
城下散歩道」を活用するための、さが
未来スイッチ交付金事業、
宝くじ収益による
コミュニティ助成事業により、栄町区の
コミュニティセンター建設に関する助成のほか、両子区の
太鼓浮立備品整備、
泉町地区の
放送設備等コミュニティ活動備品整備、
平野棚田米田植え稲刈り等体験実行委員会の保冷庫・精米機・
イベント費用等への助成金を計上しています。 次に、教育費では、
小学課程、
中学課程の接続を意識した教員の
英語力向上を図りながら児童生徒の
英語力向上を目指す
英語教育研究事業、放課後や長期休業中に
補充授業を行う
放課後等補充学習支援事業を計上しております。 次に、
歳入予算でありますが、
歳出補正予算の
事業実施に伴う
県支出金及び諸収入を計上しております。 また、旧
西部小学校跡地多目的グラウンド整備工事の
人工芝化及び
屋外照明設備に対しては、
地域スポーツ施設整備助成金、これは
totoスポーツ振興くじ助成の確定によるものでありますが、これを新たに計上しており、その同額分を市債より減額しています。 なお、不足する財源につきましては、
財政調整基金繰入金で調整を行っております。 次に、議案乙第25号 平成28年度多久市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)であります。 今回の
補正予算の内容につきましては、平成30年度から始まる
国保事業の
都道府県広域化に係る
電算システム改修に伴う経費であります。
国保事業を
都道府県広域化に移行するためには、既存の
電算システム改修等により、新たな
運用システムを構築する必要があります。 今年度事業として、県が今年10月から行う
国保事業費納付金等算定標準システムの市町村との
連係テストまでに、被
保険者情報や所得・
賦課情報等をデータ提供するための
市町村国保の
システム改修を完了することとなっています。 歳入は、経費に係る
国庫補助金、歳出は
システム改修の委託料であり、
歳入歳出ともに402千円を補正するものであります。 次に、報告第1号 平成27年度多久市
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について。 平成27年度事業で、年度内に完了しなかった事業を、
地方自治法施行令第146条第1項の規定に基づき、平成28年度に繰越しましたので、同条第2項の規定により御報告申し上げます。 繰越した事業の主なものについて申し上げますと、旧
西部小学校跡地跡施設対策事業28,622千円、
情報セキュリティ強化対策事業58,614千円、
地方創生加速化交付金事業81,623千円、施設園芸等被害対策事業補助金19,880千円、社会資本整備総合交付金事業(道路事業)に関するもの、14,999千円などでございます。 繰越した額は、合計で10件の218,573千円であります。 続く2つの報告も、同じく繰越明許費に関するものでございます。 報告第2号 平成27年度多久市土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。 土地区画整理事業の繰越しにつきましては、関係機関との協議に不測の日数を要したものについて繰り越すものです。 単独事業に要する経費につきましては22,215千円、旧地域活力総合交付金事業に要する経費につきましては22,740千円、計44,955千円を繰り越すものであります。 報告第3号 平成27年度多久市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書の報告について。 公共下水道事業の繰越しにつきましては、関係機関との協議に不測の日数を要したものについて繰り越すものです。 下水道建設事業に要する経費につきましては48,900千円、雨水排水路整備事業に要する経費につきましては166,229千円、計215,129千円を繰り越すものであります。 次に、報告第4号から報告第9号、財団法人等の平成27年度事業報告及び決算、平成28年度事業計画及び予算に関しましては、
地方自治法第243条の3第2項の規定により、別冊のとおり報告をさせていただきます。 以上が提案議案でございますが、議案甲第25号及び議案甲第26号につきましては、本日御審議の上、議決いただきますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(
山本茂雄君) 提案者の
提案理由は終わりました。 議案甲第25号及び議案甲第26号の2議案については、市長の要請により先議をさせていただきます。
△日程第6 議案甲第25号及び議案甲第26号に対する質疑
○議長(
山本茂雄君) 日程第6.議案甲第25号及び議案甲第26号に対する質疑を行います。 まず、議案甲第25号 旧
北部小学校跡施設利活用建築改修工事の
請負契約締結についてを議題といたします。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 次に、議案甲第26号 旧
北部小学校跡施設利活用設備改修工事の
請負契約締結についてを議題といたします。質疑はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 質疑なしと認めます。よって、本案に対する質疑はこれにて終結いたします。 以上で議案に対する質疑は終わりました。
△日程第7 議案甲第25号及び議案甲第26号の
委員会付託
○議長(
山本茂雄君) 日程第7.議案甲第25号及び議案甲第26号の
委員会付託を行います。 お諮りいたします。議案甲第25号及び議案甲第26号の2議案は、
委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案甲第25号及び議案甲第26号の2議案は
委員会付託を省略することに決定いたしました。
△日程第8 討論・採決
○議長(
山本茂雄君) 日程第8.討論・採決を行います。 お諮りいたします。議案甲第25号及び議案甲第26号の2議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 御異議なしと認めます。よって、議案甲第25号及び議案甲第26号の2議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決定いたしました。 議案甲第25号 旧
北部小学校跡施設利活用建築改修工事の
請負契約締結についてを採決いたします。 本案を原案どおり採決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 次に、議案甲第26号 旧
北部小学校跡施設利活用設備改修工事の
請負契約締結についてを採決いたします。 本案を原案どおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本茂雄君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案どおり可決されました。 以上で討論・採決は終わりました。
△日程第9
意見書案の上程
○議長(
山本茂雄君) 日程第9.
意見書案の上程を行います。 意見書第1号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書を上程いたします。
△日程第10
提案理由の説明
○議長(
山本茂雄君) 日程第10.意見書の
提案理由の説明を行います。 提案者の
提案理由の説明を求めます。平間智治君。
◆14番(平間智治君) (登壇) おはようございます。14番議員の平間智治です。 意見書第1号 食品ロス削減に向けての取り組みを進める意見書(案)について、趣旨説明をいたします。 日本の食料自給率は約4割にとどまりますが、一方で、年間2,801万トンの食品廃棄物が発生しております。このうち、食べられるのに捨てられている食品ロスは年間642万トンと推計されており、その削減が喫緊の重要課題であります。食品ロス削減は国連の持続可能な開発のための2030アジェンダに掲げられた国際的な重要課題でもあります。 本年4月、新潟で開催されたG7農業大臣会合の宣言においても、食料の損失及び廃棄が経済、環境、社会において非常に重要な世界的問題であることが明記されました。食品ロス削減は食品事業者、消費者、行政それぞれにメリットがあります。過剰生産の抑制による生産、物流コストの削減や廃棄コストの削減、食費の軽減、焼却時のCO2削減による環境負荷の軽減につながります。さらに未利用食品の有効活用は食品ロス削減のみならず、生活困窮者等の支援にも資することができます。食品ロスの削減には事業者による取り組みとともに、国民の食品ロスに対する意識啓蒙も問われてきます。よって、政府においては、国、地方、公共団体、国民、事業者が一体となって食品ロス削減に向けての取り組みを進めるため、早急に取り組むことを強く求めます。 以上、皆様の御審議の上、賛同いただきますようよろしくお願いいたします。
△日程第11 閉会中
継続審査事件の
委員長報告
○議長(
山本茂雄君) 日程第11.閉会中
継続審査事件の
委員長報告を行います。 まず、わが
まち創生特別委員長の報告を求めます。わが
まち創生特別委員長。
◆5番(國信好永君) (登壇) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ わがまち創生
特別委員会審査報告書 本委員会では、第6回を4月28日に、第7回を5月16日に開催し、協議を行いましたので次のとおり報告します。 第6回では、多久市保育協議会との意見交換のテーマについて協議を行いました。 多久の保育園では子ども達への偏平足への取り組みなど他にはない独自の取組みを行われており、そうした独自の取組みについてどのような効果があるのか、また人口減に歯止めをかけるために、若者や子育て世代の方は、どういった支援をもとめているのか、さらに先進地での保育園の取組みについて意見交換を行うことに決定いたしました。 第7回では、「多久市保育協議会での特徴ある取組み」、「先進地の特徴ある保育園の取組み」、「若者及び子育て世代の人口減に歯止めをかけるための提案」の3項目について多久市保育協議会と意見交換を行いました。 まず多久市保育協議会での特徴ある取組みでは、子ども達の足裏診断の取組みが行なわれており、子ども達の土踏まずの改善指導が行われています。足裏は幼児期までに作られることが大事であるため、今後も経過観察の必要性を述べられました。現在は公益財団法人金子財団の助成を受けて実施されていますが、助成には期限があるため、今後事業継続化に向けた検討がなされているということでした。 他に市内の保育園も延長保育など、他所よりも長く預かってくれるため利用しやすいのではないかと述べられました。都市部のような単なる場の提供ではなく、保育サービスの向上に向け一生懸命努力しているところを行政や議会、学校などからも見に来てほしいとの意見がありました。 最後に若者及び子育て世代の人口減に歯止めをかけるための提案では、多久市の施策は全体的なつながりがなく、それぞれバラバラのように感じられる。定住に向けた施策の中で、保育事業も含めて関連した施策も併せてPRすれば効果があるのではないかという意見がありました。また病児病後児の問題について、看護師や保健師などの配置のための人件費や人材の確保などの問題はあるものの、その対応ができれば多久市に人が増えるのではないか、それを
子育てセンターで対応できたらいいという意見もありました。 今後は子育て世代の環境整備等の施策について検討を進めてまいります。 以上のとおり報告いたします。 平成28年6月10日 わがまち創生
特別委員会 委員長 國 信 好 永多久市議会議長 山 本 茂 雄 様 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○議長(
山本茂雄君) わが
まち創生特別委員長の報告は終わりました。 次に、
議会改革特別委員長の報告を求めます。
議会改革特別委員長。
◆7番(中島慶子君) (登壇) おはようございます。報告をさせていただきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 議会改革
特別委員会審査報告書 前回の会議では、議員定数の適正化について色々な視点から分析評価をして、協議を行うことを確認したところです。 それを受け、第5回の本委員会を3月17日、第6回を5月16日の2回開催し協議を行いました。 第5回では、様々な議論の土台となる議員活動の実態を把握するために、各議員の過去1年間の活動実態調査を実施することを決定しました。 併せて、議員定数と議員報酬等の待遇面について、2班に分かれて調査、分析、検討を行うよう決定しました。 第6回では、調査報告を受け協議を行いました。 主な意見としまして、適正な定数を考えるにあたっては、民意の吸収機能や行政の監視機能といった議会が果たすべき役割を前提にして議論すべきではないか、将来予想される人口減少も考慮すべきではないかとの意見がありました。 議員定数の変更に伴う経費の試算にあっては、定数を減らした場合は、新規に出馬しやすい環境整備のためにも、削減分の経費を
政務活動費の新設や研修費の充実にあててはどうか等の意見がありました。 目指すべき議会のあり方を見据えて、今後も議論を進めてまいります。 以上のとおり報告します。 平成28年6月10日 議会改革
特別委員会 委員長 中 島 慶 子多久市議会議長 山 本 茂 雄 様 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○議長(
山本茂雄君)
議会改革特別委員長の報告は終わりました。 以上で閉会中
継続審査事件の
委員長報告は終わりました。 以上で本日の
議事日程の全部を終了いたしましたので、本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでございました。 午前10時45分 散会...